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ctrl

ctrl("switch"[,obj])
:: 環境設定
return
設定されている値
switch
スイッチ名
obj
パラメタ
  • Asir の実行環境の設定変更, 参照を行う.
  • switch のみの場合, そのスイッチの現在の状態を返す.
  • obj が与えられているとき, その値を設定する.
  • スイッチは文字列として入力する. すなわちダブルクォートで囲む.
  • スイッチは次の通り. 以下で, on は 1, off は 0 を意味する.
    cputime
    on の時 CPU time および GC time を表示, off の時 表示しない. cputime() を参照. ctrl("cputime",onoff)cputime(onoff) と同じである.
    nez
    EZGCD のアルゴリズムの切替え. デフォルトで 1 であり, とくに切替える必要 はない.
    echo
    on の時は標準入力を繰り返して出力し, off の時は標準入力を繰り返さない. output コマンドを用いる際に有効である.
    bigfloat
    on の時, 入力された浮動小数は bigfloat に変換され, 浮動小数演算は PARI (section pari) により行われる. デフォルトの有効桁数は 9 桁である. 有効桁数を増やしたい時には setprec() を用いる. off の時, 入力された浮動小数は, 倍精度浮動小数に変換される.
    adj
    ガーベッジコレクションの頻度の変更. 1 以上の有理数が指定できる. デフォルト値は 3. 1 に近い程, ガーベッジコレクションせずにヒープを 大きくとるようになる. 整数値はコマンドラインで指定できる. See section コマンドラインオプション.
    verbose
    on の時, 函数の再定義時にメッセージを表示する.
    hex
    1 のとき, 整数は 0x で始まる 16 進数として表示される. -1 のとき, 16 進数は, 間に `|' をはさんで 8 桁ごとに区切って表示される.
    fortran_output
    1 のとき, 多項式の表示が FORTRAN スタイルになる. すなわち冪が `^' の代わりに `**' で表される. (デフォルト値は 0.)
    ox_batch
    1 のとき, 送信バッファがいっぱいになった時のみ自動的に flush. 0 のとき, データ, コマンド送信毎に flush. (デフォルト値は 0.) See section 分散計算.
    ox_check
    1 のとき, 送信データを相手プロセスが受け取れるかどうかチェックする. 0 のときしない. (デフォルト値は 1.) See section 分散計算.
    ox_exchange_mathcap
    1 のとき, OX server との接続開始時に, 自動的に mathcap の交換を行う. (デフォルト値は 1.) See section 分散計算.
参照
section cputime, tstart, tstop, section output, section pari, section setprec, section eval, deval.


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